世界初ロボット版「お買い物競争」
秋は各地で運動会やイベントが開催され、応援や歓声をあげる機会も多いが、応援をする対象は人間だけとはかぎらない。今月6日、川崎駅地下ショッピングセンター街で行われたイベントで観客から声援を浴びていたのは、最近大ブームの二足歩行ロボットたちだった。
当日開かれたイベントは、「お手伝いロボットプロジェクト」決勝戦。参加したのは8月に行われた予選を勝ち抜いた10台のロボットと操縦者たちで、「ロボットファッションショー」と「お買い物競争」の2種目でパフォーマンスと人とのコミュニケーション能力を競い合った。
「お手伝いロボットプロジェクト」は、人間の生活をロボットがサポートする将来を見越して始まったもので、今回の「お買い物競争」は世界初の試みだ。
買い物カゴやショッピングカートを携えたロボットが「店まで1人で歩いていき」「商品を選び」「店員に告げて」、たまに「値切り」「支払いを済ま せ」「商品を持って」「元の位置に戻る」という競技内容。操縦者はロボットに取り付けられたカメラを通してのみ外界を確認し、動きを遠隔操作するルール だ。
買い物先の店は、競技スペース内に設置された模擬店の2店舗で、テーブルに商品を並べた路面店という設定。店員役は同地下街で働く本物の店員さん が演じた。もちろん、ロボットへの接客は初めての店員さんたちで、彼らを相手に、ロボットがどんな買い物上手ぶりを見せるかが審査のポイントだ。
操縦者はロボットに取り付けたカメラから無線で飛んできた映像をパソコンモニターで確認し、無線で動きを指示する。ロボットの体には多数のセン サーが付いており、自動的にバランスを取って歩く。万が一転んでも自動的に立ち上がるようプログラムされている。「半自動」のロボットと二人三脚で取り組 むところに、この競技の面白さがある。
店員との会話に使うセリフは事前に操縦者が用意し、場面に応じてロボットに搭載したスピーカーから発声する。歩いている間中、陽気に鼻歌を歌い続 けたり、女性店員に向かって「かわいいですね〜」とお世辞を言ってすぐに「まけてください」と値切るお調子もののロボットなどもいて会場は盛り上がった。
支払いは現金のほか、Suica、クレジットカードなどで行う。手に現金やカードを握りしめて支払い時に差し出す方法のほか、「お財布」と書かれ たポケットに現金やカードを入れて「支払いはSuicaでお願いします。ポケットに入っています」と店員に協力させるロボットも。中にはクレジット支払い 時に、きちんとサインをしたロボットもいて、会場から歓声とどよめきがわいた。
小さなロボットが買い物カゴを持って一生懸命歩く姿には「かわいい!」という歓声が飛び、体のわりに大きな買い物をしてしまい買い物袋を引きずりながら帰る姿には「がんばれ!」という掛け声もかかるなど、終始なごやかな雰囲気の中で競技が行われた。
「『はじめてのおつかい』というテレビ番組がありますが、まさにあれのロボット版です。かわいくて、つい応援してしまいます」と笑顔で語ってくれたのは、審査員の1人でツクモロボット王国の荒井貞博店長。この分なら、お手伝いロボットの実用化は意外に早いかもしれない。
なお、二足歩行ロボット関連のイベントとしては、10月11―13日にパシフィコ横浜で国内最大規模の博覧会「ROBO JAPAN2008」が開かれる。----------------------------------------
な んかほほえましいニュースですね。値切ったり、お世辞を言ったり、支払いもクレジットカードにサインをしたり、半自動とはいえなんか凄いです。ちゃんと転 んでも立ち直るらしいですし、これカスタムメイドですよね。恐らくは大学や企業の研究室での開発では無いような気がします。個人でロボットを作ってるので はないでしょうか?「ロボットがお使い」なんて当たり前の時代がすぐそこに来ているのかもしれません。

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