使って分かったAndroidとiPhoneの違い
私はiPhone 3GSにしていろいろと感動しているのですが、Apple iPhoneを前から使いGoogle Androidを使ってみた人の意見です。----------------------------------------------
2台のAndroid端末を使ってすぐに気付いたiPhoneとの違いは、SIMカードを挿してアカウントを設定すれば、すぐに過去に使ったAndroid端末と同じ環境が再現できるという移行の容易さだ。
Android端末はグーグルのサービスを使うためのものという印象が強い。中心にあるのはGmail、Google Calendar、Picasa、YouTubeといったサービス群で、それらを、たまたまモバイル端末で使っているだけというイメージだ。
一方で、さすがにこれほどグーグルに依存していいものかと考えなくもない。ちょっと驚くのはAndroid端末には、いったん紐付けたアカウントを消去したり、あるいは変更する機能がないことだ(少なくとも表面上見えない)。
iPhoneはPCにインストールしたiTunesの存在が前提であるのに対して、AndroidはPCとは無関係だ。SDKを入れて開発をするのでもない限り、PCと接続してシンクロする必要はないし、OSのアップデートすらネットワーク経由で大きなバイナリが落ちてくる。
Wi-Fi環境でダウンロードして再起動すれば最新OSという状態だ。これはiTunesでOSのバイナリをダウンロードしてPC経由でアップデートする iPhoneよりも楽だ。モバイル端末がちょっとしたPC並みのパワーや通信能力を持とうという時代に、OSのアップデートぐらいでPCの存在を必要とするというiPhoneのモデルは時代遅れではないかと思う。
一般論としてはユーザーインターフェイスの洗練度や使い心地では、iPhoneが数段格上だというのは言える
指で画面を触ったときの反応が全然違う。iPhoneが指にピタッと張り付くように機敏にユーザー操作に反応するのに対して、Androidはどこかモッサリとしか反応しない。
皮肉な話だが、iPhoneもAndroidもWebブラウザは不安定で遅いので、それほどヘビーにWebブラウザを使い続けることはない。むしろ、別アプリ(特に最近はTwitter)からURLを叩いて1つだけWebページを開き、すぐにまたアプリケーションに戻るということが多い。こうした使い方で将来性を感じるのはAndroidのほうだ。
iPhoneはアプリケーション連携機能が非常に弱い。というよりも、各アプリケーションは事実上個別の領域に閉じこめられていて、ほかのアプリケーションと連携することがない。コピー&ペースト機能ですら、最近になってやっと対応したほどだ。
これに対してAndroidはアプリケーションプラットフォームとして、ある面ではWindowsのようなPC系OSすら超える環境を提供できている。
Androidにはアプリ間のデータ連携の仕組みも
Android 1.5で標準搭載の検索ウィジェットは音声認識エンジン対応だ。ちょっとした検索は音声でできるし、誰かに電話をするといったタスクも音声で行える。(注:iPhoneのOS3.0では音声機能が使えないと言う苦情が出ている。)
Androidアプリは別アプリに画面を奪われても動き続けることができるため、複数のアプリケーションを起動した場合でも、それらの切り替えが瞬時で行える。PC用OSのように明示的なタスク切り替えができないので、操作として「戻る」ボタンを押して元のアプリケーションに戻ったり、ホーム画面経由で再起動のようにアイコンをクリックする形になる場合も多いが、iPhoneのように1つのアプリケーションを起動すると必ずそれ以外がすべて終了するというモデルより、はるかに快適だ。
バックグラウンド処理(Androidでは画面を持たないアプリケーションをサービスと呼ぶ。処理の優先順位が低い)も、iPhoneにない Androidプラットフォームの魅力的な機能の1つだ。例えば、Android Marketでアプリケーションを選択してインストールすると、このダウンロードタスクはサービスとして実行される。ダウンロードは背後で適宜進行するので、それは放っておいて、別のアプリを探すなど、すぐに別作業に移れる。
AndroidはiPhone 3Gの6?8割程度のバッテリの持ちとう印象
少し怖いのは、Android Marketには、ほとんど誰でもアプリを登録できること。グーグルによるアプリの審査はなく、ユーザーは自衛手段として開発者に関する情報から信頼性を確認するのと、インストール時にそのアプリが端末のどのデバイス、どのデータにアクセスするのかを確認した上で、少しでも怪しいと思ったらインストールを中断するぐらいしかない。
アプリケーションの開発・実行環境にしても、AndroidはPCに近く、よりオープンだ。Eclipseのプラグインとして提供されているSDKを入れれば、誰でもアプリケーションが書ける。開発環境はWindows、Mac OS X、Linuxのどれでもいい。作成したアプリケーションは、PC同様にメールで誰かに渡すこともできるし、Webサイトに置いてもいい。一方、 iPhoneはMac OS Xでしか開発環境を用意できないし、配布に関してもApp Storeへの登録が必須と制限がきつい。
画像編集ソフトから写真をメールに直接添付してみると、iPhoneのメール環境に制限が多いことに改めて気付く。iPhoneでは、そもそもメールソフトからの添付ができず、いったんアルバムを表示して、そこから1枚選んで添付することしかできない。2枚目の添付もできないなど妙な制限もある。
iPhoneはアップルの思想(とジョブズの魂)がこもった"作品"で、その完成度や統一感には素晴らしいものがある。しかし一方で、そこここで不自由さやポリシーの押しつけが気になることがある。逆にAndroidは、作品としての完成度はiPhoneに劣るものの、そうした不自由さが感じられない。(Androidは)PC ユーザーが「まあ普通はそう動作するだろうな、そういう設定項目(機能)があるだろうな」と感じる素直な動作をする場面が多いように思うのだ。
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全体的な印象ではこの記事を書いた人は、Apple iPhoneよりGoogle Andriodを評価しているようです。

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