@ITのメルマガで配信されてきたものです。改変等を加えない限り著作権問題はクリアしてるようなので、引用させてもらいます。IT関係は若い感性が無いと、ついて行けないですが、こういう記事は大変助かります。Twitterについて考えさせられました。
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■[コラム]アイティメディア新入社員のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━
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■ Twitterで考えるオンオフの境界
「はじめまして、新入社員の伊藤海彦です」
「へー、海彦って珍しい名前だね。じゃ弟は山彦?」
「いいえ妹しかいないんです」
「じゃ妹の名前は山子?」
「(苦笑)」
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改めましてこんにちは、新人の伊藤海彦です。自分の名前をネタにするとコラム2回
分くらいスペースをつぶせるのですが、面白くないのでやめます。
1カ月半の研修もそろそろ終わり、この号が配信されているころには配属先が決まっ
ているはずです。編集なのか営業なのか、どこの事業部か、かわいいあの先輩の隣に
座れるのか......などなど、配属に関する妄想は尽きません。同期の間では、ほとんど
都市伝説レベルのうわさまで飛び交っています。それをまとめてここにぶちまけると
ビール3杯分くらいはイケるのですが、安全保障上の観点から差し控えます。
最近、先輩社員をTwitterで追い掛け回すのにハマっています。追い掛け回すといっ
ても別にストーカーするわけじゃなく、ただそれっぽい人を見つけてはフォローして
いるだけです。僕は学生時代からTwitterを始め、いまではTwitterでできたネット
ワークを使って人に会うことも珍しくありません。そういうのは普通「オフ会」と呼
びますが、Twitterの場合、大規模な場合を除き、わざわざオフ会と銘打つことはあ
まりありません。オンラインとオフラインの差を感じさせないくらい、Twitterがオ
フラインの世界と連続的だということなんだと思います。
しかしそれゆえの悩みもあります。自分の見聞きした情報をどこまでpostしていいの
かという問題です。入社してからは特にそうで、「これ、はてなブックマークで社員
の発言として引っ張り上げられたらどうしよう......」「いやしかし僕はあくまで『伊
藤海彦』ではなく、ウェブ上のアカウントとしてしゃべっているのであって......」な
どとめんどくさいことを考えざるを得なくなります。
それは「情報が外に漏れることのリスク」としてもとらえられますが、「ウェブ上の
人格と現実の人格のをどう使い分けるか」という問題でもあります。ここまでオン/
オフの境界を揺さぶるツールが出てくると、そんな使い分けは無意味だったのでは、
と思うこともしばしばです。
脳を直接プラグでつなげて互いの思考を一緒くたにする、というのは攻殻機動隊やマ
トリックスなどSFの話ですが、Twitterを見ていると、もう実現しているような気さ
えしてきます。Twitterで他人をフォローするとき、ユーザーが集めようとしている
のは、断片的な「情報」ではなく、その人がどんな人なのかという「人格」です。
Twitterは、他人の人格とそこから漏れ出してくる他人の思考のメルティングポット
だ! と考えると、ちょっと夢があります。あまりかっこよくはありませんが。
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(メディア・マーケティング統括部:伊藤海彦)
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(@IT通信/編集担当:岡田大助)
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若い感性から見たTwitter像です。特に最後の段落は、SFの世界の一部がTwitterで実現している、という考えです。面白いというか、大変興味深いです。